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What is it like living in… Belgium?
Momoyo Kokubu has been in Belgium for more than 10 years, living with her beloved family and doing what she loves most, music. She tells KS all about it.
1.ベルギーで何をしていますか。ブリュッセルのフィニステール聖母教会でオルガニストの仕事をしています。教会はたくさんの店が並ぶ繁華街のRue Neuve(ヌーヴ通り)にあり、週末のミサに加えて、月曜日のランチタイムコンサートがあります。いつも大勢の人が集まる美しい18世紀の教会堂に、1830年の楽器を2000年に修復した歴史的なオルガンがあります。また、近所の教会でオルガンを、自宅でピアノとチェンバロを生徒に教えています。他には、ブリュッセルのオルガン演奏会協会の会員としてオルガン演奏の普及に努めています。春から秋にかけて教会が寒すぎない季節に、月に2回ほど演奏会で弾きます。
2.ベルギーへ住むきっかけは、そして普段何語を話しますか。イギリスの音大時代、参加した国際オルガン・コンクールで、ベルギー人の夫と出会ったことです。普段はフランス語、16歳の娘とは日本語を話します。ブリュッセルは多国籍な街なので英語を話す機会も多いです。教会ではフランス語とオランダ語のミサがあり、片言ですがオランダ語も話せます。最初、夫と英語で話していましたが、彼はフランス語圏ベルギー人なので結婚して2年目に子供が生まれてから、家ではフランス語と日本語を使うことに決めました。同時に通い始めたブリュッセル王立音楽院では音楽のクラスは全てフランス語だったため、だんだん話せるようになりました。オランダ語に関しては、ミサで10年以上耳学問はしていたので、ようやく自分でも発音出来るようになって来た感じです。
4.ベルギーに行って想定外によかったこと。無農薬マーケットが充実しており、食材豊かでごはんが美味しいこと。そして、ベルギーというより、ブリュッセル限定なのかもしれませんが、「他人に介入しない」風土が住みやすく感じます。
5.ベルギーのここがオススメ!
まだあまり知られていないかもしれませんが、教会とそのオルガンには素晴らしいところがたくさんあります。友達が来るとオルガン訪問をしますが、みんなとても感激してくれます!音楽ではクラシックからポップ、ジャズとあらゆる種類の音楽フェスティバルが信じられないぐらいたくさんあることも魅力的ですね。
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Momoyo is performing as part of an organ duo in Kobe this month at the Takarazuka Vegahall on Apr 8, from 7pm • Tickets ¥2,500 • http://takarazuka-c.jp
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