Language
What’s it like living in…France?
Yoko started a fair trade business in France, where she can pursue her lifelong passions: bringing up her beloved child and working for children in Africa. KS asked all about it.
海外生活日記
フランスで何をしていますか
コートジボワール産のカカオを使ったフェ アトレードのチョコレートを作っています。 夏などチョコレートのオフシーズンには、 近所のフェアトレードショップARTISANS DU MONDE(アーティザン・デュ・モンド) でボランティアをしています。1974年に できたフランスで最初のフェアトレード ショップで、ミーティングやイベントも頻繁に 行われ、地元の人も多く、地域へのつながりを感じられる大切な場と なっています。
フランスで暮らすきっかけは
学生時代の地球一周の旅がきっかけでアフリカが大好きになりまし た。日本のファッション企業に就職しましたが、ファッションを深く学 ぶため、海外生活を経験するため、そしてアフリカ主要国の公用語 であるフランス語も同時に学ぶために渡仏を決めました。
海外で起業して
ファッションの仕事をしていた頃、カカオに関する児童労働のことを 知り衝撃を受けました。何度か訪れたマリ共和国の子どもたちもコ ートジボワールのカカオ農園に連れて行かれている・・・。チョコレート に関わることは、マリの子どもたちにもつながるんだと思い、フェア トレードのチョコレートに取り組むことにしました。フランスや日本の フェトレードのチョコレートは中南米産のカカオが中心で、コートジボ ワール産のものはあまり市場に出回っていません。まずはフランス と日本で、チョコレートを広く販売していきたいです。将来的には、ア フリカにより密着した活動をしたいと思っています。
パリでの子育て
2歳半の娘がいるので、子育てとやりたいことのバランスは常に課 題です。フランスは先進国の中でも出生率が高く、パリは特に働く お母さんが多いので、保育園、託児所、ベビーシッターさんの数は 多いです。幸運なことに、現地の保育園に娘を預けることができ、 娘はフランス語と日本語をほぼ同じペースで習得しています。保育 園を活用できることは起業を進める上でのかなりの追い風となっ ています。
パリのここが好き!
美しいものに常に触れられる街並みです。建物はもちろん、門や窓 の装飾にもときめきます。広告を規制するなど、国を上げて景観を 守ろうという姿勢に感銘をうけます。住んでいる環境が美しいって 心地よいことなんだ、と気づきました。また、住所の表記が「通りの 何番地」なので、住所を聞けば、ほとんど迷わずその場所に辿り着 けることも便利ですね。
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Interview by Sarasa Kitano